「南海トラフ、いつか来る」って言われ続けて何年でしょう。
主婦の私も、ニュースで「30年以内に70〜80%の確率」と聞くたびに、家計簿の前で固まっています。
でも、地震は来てほしくないけど、来た時に「何もやってなかった」と後悔したくない。
そこでこの記事では、
- ✅ 投資・現金・モノで、南海トラフを想定して我が家がやっている 5つの備え
- ✅ ゴールド・シルバー300円積立、テクノストラクチャー住宅、防災備蓄品の具体例
- ✅ もし暴落が来たら?我が家の方針
を、主婦目線で正直に書きます。
「不安を煽る」記事ではなく、「不安を整理する」記事として読んでもらえれば嬉しいです。
1. 南海トラフを意識するようになったきっかけ
投資の勉強を始めて2年経った頃、ふと立ち止まりました。
「私、株を買って増やすことばかり考えてるけど、もし大きな災害が来たら、この計画は全部リセットされるんじゃない?」
きっかけは、テレビの特集番組で見た「南海トラフ地震、30年以内に70〜80%の確率で発生」という政府の予測。
数字が具体的すぎて、家計簿をつけながら手が止まりました。
それまで、災害を「いつか来るかも」程度にしか考えてなかった私が、「来る前提で、家計と人生を組み立てる」ことに方向転換しました。
2. 我が家がやっている5つの備え
我が家がここ数年でやれた備えは、大きく5つあります。
① 投資の中身を見直し、現金比率を一定に保つ
過去2年4ヶ月、私は日経平均・TOPIX・オルカンを混ぜて月10万円ずつ積立してきました。
ただ、含み益が出ると我慢できず利確してしまう癖があり、結果として今は投資信託の保有が0円。利確で得た現金が手元にあります(詳しい話は別記事へ)。
これ、自分では「ダメダメ投資家」だと思っていたのですが、南海トラフの観点で見ると、現金比率が高い状態は意外と「備え」として機能しています。
地震が来た直後の数日〜数週間は、現金が手元にあることは、災害時の生活費として最も基本的な備えです。
② ゴールド・シルバーの少額積立(300円/日)
これは2年前から続けている習慣です。
毎日300円ずつ、ゴールドとシルバーを積立購入しています。月にすると約9,000円、年間約11万円ペース。
ゴールド・シルバーは「有事のセーフヘイブン」と言われる資産で、戦争や災害で株式市場が荒れた時、価格が逆方向に動くことがあります。
少額だから家計を圧迫しない、でも長期で見れば数年で数十万円の積立になる。完全な災害保険ではないけれど、「ゼロにならない備え」として続けています。
③ パナソニック ホームズ「テクノストラクチャー」住宅
去年、築15年の中古一戸建てを買ったとき、工法が「パナソニック ホームズ テクノストラクチャー」だったことが、結果的に大きな備えになりました。
テクノストラクチャーは、木造の梁部分に重量鉄骨を組み合わせた工法で、一般的な木造より耐震性能が高いことで知られています。フラット35Sの省エネルギー対策等級4+耐震等級2以上を取得していました。
中古を選んだ時の決め手は、実は「価格」よりも「長期維持の安心感」でした。
④ 防災備蓄品の常備
これは1年かけて少しずつ揃えました:
- 飲料水:4人家族で1週間分(約30L)
- 非常食:3日分(アルファ米・缶詰・レトルト)
- 携帯トイレ:1人20回×4人分
- ランタン・電池
- カセットコンロ+ガスボンベ
- モバイルバッテリー(10,000mAh×2)
合計でかかった金額は、約3万円ほど。一気に揃えるのではなく、給料日ごとに少しずつ買い足したのが続けられたコツでした。
⑤ 家族との避難ルート確認
夫と子どもとで、家から最寄りの避難所までのルートを実際に歩いて確認しました。
近所の公園、学校、大きな道路の交差点を「ここで集合する」と決めて、子どもにもメモを持たせています。
「防災訓練」と意気込まずに、休日のお散歩のついでに「ここが避難所だよ」と話すだけで十分です。
3. やれてない・これからやる予定の備え
正直に書きます。やれてないことも、まだあります:
- ❌ 家具の固定(一部だけ、まだ全部はできてない)
- ❌ 子どもの非常持ち出し袋(リュック1個で家全体の備蓄を賄ってる状態)
- ❌ ペット用の備蓄(うちはペットいないけど、いる人は要検討)
- ❌ 火災保険・地震保険の見直し(今の保険が古いまま)
特に家具の固定は、地震で家具が倒れて怪我するケースが多いと聞くので、GW中に進めようと思っています。
4. もし南海トラフが来たら?我が家の家計シナリオ
地震が来たら、家計はこう動くと予想しています:
1日〜1週間:現金で生活費を賄う(電子決済・ATMが止まる可能性) 1〜3ヶ月: 株式市場が暴落 → 現金からの追加投資のチャンス 3〜6ヶ月: 復興需要で関連銘柄が上昇 → ふらふら売買せず、コアのオルカンに任せる 1年〜: 日常生活が戻る → 通常の積立投資に戻る
過去の記事で書いた「暴落時に100万円投入した主婦のその後」(noteの有料記事)は、まさにこういう局面で動いた体験談です。
「絶対売らない」→「売っても買い戻す」と方針転換した今、地震で暴落が来ても、慌てず買い増し or 待機できる体制になっています。
5. 南海トラフを「怖がる」より「備える」マインド
最後に、私が大事にしている考え方:
- ✅ 過度に怖がらない(毎日不安に支配されない)
- ✅ 過度に楽観もしない(「来るわけない」と決めつけない)
- ✅ 数字で備える(漠然とではなく、具体的に)
- ✅ 日常生活と両立する(防災ばかり考えない)
「投資の話」と「防災の話」は、本当は地続きなんですよね。
お金が増えても災害で全部失えば意味がない。逆に、お金が増えてなくても、命と家族と健康が守れたらそれが一番の財産。
このバランスを、家計簿の前で月に一回見直すのが、私の習慣になりました。
6. まとめ:投資と防災の両立は、主婦の腕の見せ所
- ✅ 現金比率を一定に保つ(電子決済停止リスク対策)
- ✅ ゴールド・シルバー少額積立(セーフヘイブン)
- ✅ 耐震性能の高い住宅(長期維持の安心感)
- ✅ 防災備蓄品の少しずつ買い足し(一気に揃えない)
- ✅ 家族との避難ルート共有(休日の散歩ついでに)
南海トラフが来るかどうかは、誰にもわかりません。
でも、「来た時に後悔しない」状態を、今からゆっくり作っておくことは、誰にでもできます。
主婦の私は、特別な防災のプロではありません。でも、家計簿をつける習慣がある分、お金の備えと暮らしの備えを地続きで考えられるのは、主婦ならではの強みかもしれません。
この記事が、同じように「投資はやってるけど、防災はまだ…」と思っている方の、最初の一歩になれば嬉しいです。

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