証券会社の画面に騙されるな!外貨建債券の本当の損益計算【証券口座 実例公開】

SBI証券の外貨建債券実現損益画面:−58,563円と表示されているが実際はプラス 投資

証券会社の画面を開いたら、こんな数字が表示されていました。

外貨建債券:実現損益 −58,563円

え、損してる…?

でも待って。
よく計算してみたら、実際はプラスでした。

証券会社の損益画面は、損益の一部しか表示していないことをご存知でしょうか。
今日は実際の数字を全部公開しながら、外貨建債券の本当の損益計算を解説します。

私の外貨建債券の取引内容【実数値公開】

まず私の取引内容をそのままお見せします。

項目内容
購入時のドル円1ドル=145円
売却時のドル円1ドル=155円
取引金額6,000ドル
受取利金(保有期間合計)45,000円

1ドル145円のときに買って、155円のときに売却。為替差益もしっかり取れているはずなのに、SBI証券の画面には−58,563円と表示されていました。

なぜ証券会社の画面はマイナス表示になるのか

外貨建債券の損益は「3つの要素」で構成される

外貨建債券の損益は、大きく3つに分かれています。

  1. 債券の売買損益:購入単価と売却単価の差。額面より高く買った場合はマイナスになりやすい
  2. 為替差益:円安方向に動けばプラス、円高ならマイナス。売買損益に含まれる形で計算される
  3. 利金(利息):保有期間中に受け取る利息

証券会社の「実現損益」画面には利金が含まれていない

ここが重要なポイントです。

私の利用する証券会社の「実現損益」画面に表示されるのは
①債券売買損益(為替差益込み)だけです。
③の利金は「配当金・分配金履歴」
という別の画面に計上されます。

つまり実現損益画面だけ見ると、受け取った利金がまるでなかったかのような数字になってしまうのです。

本当の損益を計算してみた【実例】

では3つの要素を全部足してみましょう。

項目金額
画面の実現損益(売買損益+為替差益)−58,563円
受取利金(配当金・分配金履歴に計上)+45,000円
為替差益(145円→155円×6,000ドル)+60,000円 ※①に含む
本当のトータル損益+46,437円

普通にプラスでした。

画面だけ見ていたら損していると思い込んでいたところでした。
実際は46,437円のプラスだったのです。

SBI証券の画面の仕組みを整理する

改めてどの損益がどの画面に表示されるかをまとめます。

損益の種類証券会社での表示場所
債券売買損益実現損益画面に表示される
為替差益・為替損売買損益に含まれる形で計上
利金・利息配当金・分配金履歴に別計上

画面がバラバラに計上される仕組みになっているため、実現損益画面だけ見ると損に見えてしまうケースがあります。必ず利金と合算して判断しましょう。

私が外貨建債券を売却した理由

今回の売却は、損切りではありませんでした。
最初から計算済みの利確です。

  • 1ドル145円で購入したドルを155円で売れるタイミングだった
  • 利金もすでに45,000円受け取っていた
  • 拘束されていた資金を解放して株に回したかった

画面の数字だけ見て焦る必要はありません。
自分でしっかり計算することが大切です。

外貨建債券を検討している方へ|購入前に確認すること

外貨建債券は損益が複雑で、画面だけでは判断しにくい商品です。
購入前に必ず確認しておきたいポイントをまとめます。

  • 購入単価:額面より高い場合は売却時に売買損が出やすい
  • 為替レート:円高になると為替損が発生する
  • 利金:受取利金も含めてトータルで計算する習慣をつける
  • 資金拘束期間:満期まで資金を動かしにくいケースがある

画面の数字に一喜一憂せず、「売買損益+為替差益+利金」の3つを合算してトータル損益を把握する習慣をつけましょう。

また、証券会社によっては表示方法が違うと思うので各自で確認をお願いします。

外貨建債券の損益計算をしていて気づいたのは、「複雑な商品より、シンプルな投資の方が長続きする」ということです。その経験から、今はインデックス投資に軸足を移しています。入門書として水瀬ケンイチさんの本が本当におすすめです。

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まとめ|画面だけ見て損と判断するのは早合点

  • 実現損益画面には利金が含まれていない
  • 本当の損益は「売買損益+為替差益+利金」で計算する
  • 利金は「配当金・分配金履歴」に別計上されている
  • 私の場合、画面は−58,563円でも実際は+46,437円だった
  • 外貨建債券は3つの要素をトータルで把握することが大切

証券会社の画面は便利ですが、全てを表示しているわけではありません。
数字の意味を理解した上で冷静に判断しましょう。

※本記事は個人の体験をもとにした情報提供です。投資は自己責任でお願いします。

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