「投資って、大人になってから始めるものでしょ?」
そう思っている方、多いんじゃないでしょうか。
でも実は、中学生でも親が代理で口座開設できるって、ご存じでしたか?
我が家では、現在 高校2年の娘が中学2年のときに口座を開設し、毎日100円の自動積立で+25,000円の含み益を出しています。
👉 詳しい娘の運用結果は 【高校2年の娘から学んだ】毎日100円の積み立てで+25,000円。母は早売りで約600万円取り逃した話 に書きました。
この記事では、「うちの子にも投資を始めさせたいけど、どうしたらいいの?」という方のために、親子で実際にやった口座開設〜自動積立設定までの全手順を、実体験ベースで完全公開します🌿
大前提:中学生でも口座開設できる仕組み
結論から書くと、未成年でも証券口座は作れます。
- 0歳〜17歳:親が代理で開設(親権者の本人確認書類が必要)
- 18歳以上:本人が成人として口座開設・NISA口座も自分名義で作れる
つまり、中学生・高校生のお子さんでも、親が手続きすれば「子ども名義の口座」で投資デビューできます。
ただし、NISA口座は18歳から。それまでは特定口座(または一般口座)での運用になります。
そのため我が家では、18歳でNISAに切り替えるときの売却・移管がスムーズになるよう、国内インデックス(日経平均)を選びました。
ステップ1:証券会社を選ぶ
子ども口座を作れる主なネット証券は、SBI証券・楽天証券・松井証券などです。
選ぶときのポイント
- 毎日100円〜の積立に対応しているか
- スマホアプリが使いやすいか(高校生は基本スマホ管理)
- NISA口座への移管手続きがしやすいか
- 取引手数料が低い、または若年層向け優遇があるか
我が家は 毎日100円の積立対応+スマホアプリの操作性を重視して証券会社を選びました。
25歳以下なら松井証券もアリ
娘が18歳になったタイミングで自分名義のNISA口座を開設するなら、松井証券(25歳以下なら現物手数料無料)も有力な選択肢です。スクリーニング機能が充実しているので、初めて個別株を選ぶ若年層にも向いています。
ステップ2:親が代理で口座開設の手続きをする
中学生・高校生の場合、口座開設の主導は親(親権者)です。
必要書類
- 子どもの本人確認書類(マイナンバーカード or 健康保険証+住民票)
- 親権者の本人確認書類(マイナンバーカード or 運転免許証)
- 親子関係を証明する書類(健康保険証や住民票でOKな会社が多い)
- マイナンバー(子ども本人のもの)
マイナンバーカードがあれば手続きは一気にラクになります。なければ「通知カード+住民票」など複数書類が必要なので、事前に証券会社の公式サイトで確認しておきましょう。
オンライン申込み or 郵送どちらか
多くの証券会社で、オンライン申込み(書類アップロード)に対応しています。
マイナンバーカードを使えば、最短で1〜2週間で口座開設完了です。
我が家もオンラインで完結し、待ち時間は10日ほどでした。
ステップ3:ネット銀行と連携する
口座開設だけだと、お金の入出金が郵便振込になってしまい、毎日100円の自動積立が回りません。
そこでネット銀行と連携させて、自動的に資金が証券口座へ移動する仕組みを作ります。
連携の流れ
- 子ども名義のネット銀行口座を開設(楽天銀行や住信SBIネット銀行など)
- 証券会社の管理画面で「銀行連携」を設定
- 自動入金 or 引落し設定をオン
これで、銀行口座にお金を入れておけば、自動的に積立分が引き落とされる仕組みが完成します。
ステップ4:自動積立を設定する
いよいよ自動積立の設定です。
我が家の設定(参考)
- 銘柄:日経平均インデックス
- 金額:毎日100円
- 頻度:毎営業日(休日は積立されないので、月2,300円ほど)
- 引落口座:連携済みのネット銀行
この設定だけしてしまえば、あとは何もしなくても自動で積み上がっていく。これが、我が家の長期積立を継続できる最大の理由です。
ポイント:銘柄選びで迷ったら国内インデックス
米国株(S&P500・オルカン)も人気ですが、為替の影響を受けるため、中学生・高校生が始める入口としては国内インデックス(日経平均・TOPIX)がシンプルです。
18歳でNISA口座に切り替えるタイミングで、オルカンや米国株に方針変更すればOK。最初から「全世界に分散したい」なら、オルカン(eMAXIS Slim 全世界株式 など)も選択肢です。
ステップ5:資金源を決める
「お小遣いから?」「親が出すの?」と迷うところですが、我が家はお年玉貯金からに決めました。
お年玉から始めるメリット
- 「自分のお金」感が強いので、子どもが当事者意識を持ちやすい
- 毎月のお小遣いが減らないので、子ども生活のストレスにならない
- 年に一度のまとまった資金なので、計画が立てやすい
毎日100円×営業日 ≒ 月2,300円。
年間で 約27,600円 なので、お年玉の中から1年分を確保しておけば、無理なく続けられます。
大事なのは「子どもが自分で出している」感覚
親がポンと出すと「他人事」になってしまいます。
「自分のお年玉から、自分の口座に積み立てている」 という感覚があるからこそ、含み益が出たときの喜びも大きい。
親子で決めておきたい3つのルール
口座を作って積立を始める前に、親子で話し合って決めておきたいルールが3つあります。
ルール1:勝手に売らない
子どもが自分のスマホで管理するようになると、思わず売りたくなることがあります(特に下落時)。
「売却するときは必ず親に相談する」を決めておくと、感情的な売却を防げます。
ルール2:下がった日は見ない
株価が下がった日は、私から「見ないほうがいいよ」とアドバイスしています。
これは私自身が「上げ相場の誘惑に勝てず早売りした」600万円取り逃しの失敗からの教訓です。
ルール3:18歳でNISA口座に切り替える
あらかじめ「18歳でNISA口座を作って、そこに移管する」と親子で約束しておくと、将来の方針がブレません。
大学のバイト代や就職後の給料からの入金額を、ライフステージに合わせて変えていけます。
アプリ管理のポイント
娘は中学生の途中から、自分のスマホでアプリ管理に切り替えました。
最初は親と一緒に
口座開設の直後は、親と一緒にアプリの操作を確認するのがおすすめ。「どこを見れば残高がわかる?」「積立履歴はどこ?」と、基本だけ押さえます。
含み益が出ると急に楽しくなる
始めたばかりは「めんどくさそう」だった娘も、含み益が出てくるとアプリを開く頻度が増えてきました。
日経平均が上がったニュースが流れると、親子で同時にアプリを開いて「やったー!」と盛り上がる、これが一番楽しい瞬間です。
親も子も読んでおきたい1冊
「子どもにどう投資を教えたらいい?」と迷ったら、私が真っ先に親子で読み返したのが 「敗者のゲーム」 でした。
プロでさえインデックスに勝てない理由、感情に流されない仕組み化など、「ホールドできない自分」を防ぐ思考の土台 が身につく1冊。中高生でも読める平易な文体で、親子の投資勉強会にもピッタリです。
米国株もチェックするなら
18歳でNISA口座に切り替えるとき、「米国株も少し触ってみたい」と思うかもしれません。DMM株は米国株の取引手数料が0円なので、若い世代が少額で始める時のコスト負担が抑えられます。
まとめ|中学生でも、親子なら今日から始められる
中学生・高校生の投資デビュー、ハードルは想像よりずっと低いです。
- 口座開設は 親が代理 でできる
- 毎日100円〜の少額から始められる
- お年玉貯金から原資を持ってくれば、お小遣いを圧迫しない
- 自動積立を設定すれば、あとは放置でOK
- 含み益が出てくれば、子どもが自然と興味を持つ
「投資の勉強」は、本を読むより、実際に少額でやってみるのが一番早い。
その入口として、毎日100円の積立は最高に「ちょうどいい」金額だと思います。
親子で楽しく続けて、18歳でのNISA移行までの3〜5年を、マネー教育の絶好の機会に。
我が家もまだ道半ばですが、続編を書いていきます🌿


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