GW中に備蓄品を全部出してみた。3人家族の主婦が見つけた「足りない」5つ

私のこと

こんにちは、マツです。

実は、この記事を書きはじめる少し前に、地震がありました
長くはなかったけれど、本棚の中身が少し動く程度の揺れ。心臓がきゅっとなりました。

「やっぱり、ちゃんと備えておかないとダメだ」

そう思って、GW中の今日、家中の備蓄品を全部出して並べてみました。
3人家族(夫・私・子ども)として、南海トラフが本当に来たときに、私たちは生き延びられるのか?

結論から言うと——
5つも足りないものが見つかりました。

そもそも、3人家族に必要な目安は?

南海トラフ級の災害では、行政の支援が届くまで 最低7日間は自力で生き抜く ことが推奨されています。
3人家族の場合、これだけ必要になります。

項目1人あたり目安3人×7日
飲料水1日 3L63L
食料1日 3食63食分
カセットボンベ1日 1本目安21本
携帯トイレ1日 5回目安105回分

これを基準に、わが家の現状をひとつずつ並べていきました。
そして、ショックを受けました。

足りなかった① 水:63L必要なのに、12Lしかなかった

これが今回いちばんのショックでした。

家にあった備蓄水は、2Lペットボトルが6本=合計12L
必要なのは 63L

不足分は51L。2Lペットボトルであと26本足りません。
「備えてるつもり」だったのに、実際には 2日もたない量 でした。

水って、置く場所も意外と取るし、重いし、ローリングストック(古いものから飲んで補充)の運用も面倒で、つい後回しにしていました。
でも、これだけは絶対に妥協できないラインです。

我が家の63L目標まで、まだ51L足りない。買い足しは普通の水ではなく 「5年保存OKの備蓄水」 一択です。普段ガブ飲みしがちな天然水と違って勝手に消費しにくいので、備蓄維持コストがゼロになるのが主婦的には大きい👇

足りなかった② ガスボンベ:21本必要なのに、3本しかなかった

カセットコンロは持っているし、ボンベも「あったはず」と思っていました。
探してみたら——3本

これでは、温かい食事を作れるのは数日が限界です。
停電時は冷たいレトルトをそのままかじるしかない。

食事って、災害時こそ「精神の燃料」です。
温かい味噌汁が一杯あるだけで、たぶん家族の空気が変わります。

21本目標まで18本足りないので、私は 「イワタニ カセットボンベ12本セット」 をリピ買いしてます。1本あたりの単価もコンビニで買うより全然安いし、12本セットなら3週間ぶん(カセットコンロ毎日使用想定)はカバーできて、ローリングストックにも回しやすいです👇

足りなかった③ モバイルバッテリーの「充電し忘れ」問題

これは「足りない」というより「使い物にならなかった」事案です。

モバイルバッテリーは持っていました。でも、確認してみたら、使いっぱなしで充電されていない
つまり、いざというときにスマホ1台もまともに充電できない状態。

「持っていること」と「使えること」は、災害時にはまったく別の話。
これは備蓄品というより、運用ルールの問題でした。

今後は、月初の1日に充電チェックする日を決めようと思います。

我が家のモバイルバッテリーは古い5,000mAhの小容量。家族3人ぶん+ライト&ラジオまでカバーするには、最低20,000mAh以上の大容量タイプに買い替え予定。Ankerなら劣化が遅くて長持ちしてくれるので、防災用の据え置き専用に1個買っておくのが安心です👇

これは合格だった① ジャクリ蓄電池×ソーラーパネル:常時フル充電

一方で、安心できる場所もありました。

中古一戸建てを購入してから、自分の部屋にジャクリ(Jackery)の蓄電池+ソーラーパネルを設置して、毎日太陽光で充電する運用にしています。
今、確認したら、フル充電

これがあれば、停電してもスマホ・ライト・小型家電は数日間使えます。
「電気は止まる前提」で生活設計を変えたのが、今振り返るとめちゃくちゃ大きかった。

家を買う前のマンション暮らしでは、ベランダソーラーは難しかったので、これは戸建てに引っ越したからできた備えです。

「実物が見たい!」という方のために、我が家で実際に運用している様子も載せておきます。

Jackery ポータブル電源400を窓際に置いて、ベランダに小さなソーラーパネルを立てかけているだけのシンプル運用。


これでも晴れた日は半日でフル充電に戻るので、これから日射量が増える夏は、もっと余裕で回せそうです☀️

これから備える方は、容量1070Whの上位モデル Jackery 1000 New + 100Wソーラーパネル の2点セットだと、家族のスマホ・小型家電・Wi-Fiルーターまで停電時に支えられて安心です(私の400Wモデルだと、家族全員ぶんはちょっと足りないので、買い直すなら正直これ)。

これは合格だった② レトルト食品:戦争を機にコツコツ備蓄

これも、いつの間にか積み上がっていた強みでした。

世界情勢が不安定になってから、私はスーパーやドラッグストアでレトルト食品を見るたびに、1〜2個だけ多めにカゴに入れる ようにしてきました。
気づいたらかなりの量がストックされていて、これは「正解だったな」と思います。

大きな袋でドカっと買うのではなく、日常の買い物に2割上乗せする。
この「ローリングストック」のやり方が、結果的に主婦の心に一番優しい方法でした。

実はレトルトに加えて、もう一段階備えたいのが 「お湯/水を入れるだけで食べられるアルファ米」。我が家もちょっとずつ買い足し中。子どもが食べやすい白米・五目ごはん・チキンライスまで12種類入っているこのセットが、飽きずに回せるので主婦的には推しです👇

これは合格だった③ ライト:家のいたるところに分散配置

もうひとつ、自分を褒めたいポイント。
ライト(懐中電灯・ランタン)は、家のいたるところに分散して置いてあります

玄関、キッチン、トイレ、寝室、子ども部屋、車のグローブボックス。
「1ヶ所にまとめて備蓄」だと、地震で家具が倒れたときに取りに行けなくなります。

分散配置は、すぐにできて効果も大きい備えです。

分散配置に追加したいのは、明るくて長時間もつLEDランタン。スマホライトだと2時間くらいで電池ピンチですが、ジェントスのLEDランタンは1000ルーメンの大光量+単1電池式で長時間連続点灯持つので、停電の長期戦にも安心です👇

足りなかった残りの2つと、今日の買い物リスト

ここまでで「足りなかった3つ」「合格3つ」を書きましたが、点検中にもう2つ気になることが出てきました。

足りなかった④ 携帯トイレの「ひと箱」って結局何回分?

携帯トイレはひと箱ストックしていましたが、よく数えたら3人×7日には全然足りない 計算でした。
1人1日5回として、3人×7日=105回分が目安。今あるのは数十回分です。

足りなかった⑤ 救急セットの中身が古い

絆創膏や消毒液の使用期限を見たら、何年も前のものが混ざっていました。
備えていても、いざ使うときに使えないのでは意味がありません。

結論:今日からホームセンターへ。買い足し予算は約3万円

5つの不足を踏まえて、わが家が今日これから買い足しに行くリストはこちらです。

  • 2Lペットボトル水 × 26本前後(不足51L分)
  • カセットボンベ × 12〜18本
  • 携帯トイレ追加 × もうひと箱
  • 救急セットの中身入れ替え
  • モバイルバッテリーの予備をもう1台

合計の予算感は、約3万円
ホームセンターでまとめて買えば、ネット通販よりも安く済む見込みです。

「3万円で家族の7日間が買える」と思えば、決して高くない金額です。

家計と防災は、別の話じゃなくて「同じ話」

4月末に書いた『南海トラフが怖い私が、家計でやってる5つの備え』では、お金(流動性現金・保険・避難所までのキャッシュ)の話をしました。

今日の記事は、その「物理版」です。
家計の備えも、物理の備えも、どちらも欠けると意味がありません。

普段から数字を見ている主婦だからこそ、備蓄も「数字で管理する」のがいちばん近道だと、今回改めて感じました。

関連記事(防災と家計を一本の線でつなげるシリーズ)

まとめ:「備えてるつもり」が、いちばん危ない

今日、地震があってから備蓄を全部出してみて、いちばん怖かったのは「自分は備えていると思い込んでいた」ことでした。

水は12Lしかなかった。
ガスボンベは3本しかなかった。
モバイルバッテリーは充電されていなかった。

「備えていない」のと、「備えていると思っていたのに足りない」のは、災害時にはほとんど同じ意味になります。

GWのうちに、ぜひあなたも一度、家中の備蓄品を全部出してみてください。
たぶん、私と同じように「あれ?」と気づくものがあるはずです。

3万円で、家族の7日間が変わる。
これだけは、新NISAより先にやっておくべき投資だな、と今日改めて思いました。

※この記事はマツの実体験・実費に基づく個人的な記録です。地域や家族構成によって必要な備蓄量は変わるため、自治体の防災情報も合わせてご確認ください。

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